ビットコインが大暴落!!!
どうしよう…
売った方がいいのかな?
こんにちは!らくーん(@raccoon__FIRE)です。
20代のサラリーマン投資家です。
2021年5月19日、ビットコインの価格は大暴落しました。
一時は最大の下げ幅が-30%に達し、Twitter上でも阿鼻叫喚の声が聞こえました。
先月ぼくもビットコインに20万円を投資したわけですが、例にもれず大損をしています。
しかし、ビットコインを売るつもりは一切ありません。これから長期でビットコインが上がるストーリーを信じているからです。
そこで今回は「ぼくがビットコインを長期保有するための3つのポイント」を紹介していきたいと思います。
ビットコインの暴落に動揺している方には必ず役立つ内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください!
この記事を読むと分かること
- ビットコインを長期保有するためのポイントが分かる!
- 仮想通貨の暴落に耐えられるようになる!
それでは、さっそく見ていきましょう!
BTCに投資をした経緯とリアルな損失額を紹介
ぼくは1か月ほど前からビットコインに投資をしています。
価格帯で言えば1BTC=600万円前後の時だったと思うので、言うまでもなく今回の暴落で大損をしています。
仮想通貨のボラティリティ、恐るべし…
本来であればこの含み損は隠したいわけですが、読者の皆様に参考として役立てていただきたいため、損失額も余すことなく公開していきます。
まずはぼくが仮想通貨を購入した経緯と現在のリアルな損失額を見ていきましょう。
始めはビットコインの価値に懐疑的
そもそも、ぼくはもともとビットコインの価値に懐疑的でした。
主な理由は3つです。
- 仮想通貨投資は基本的にマイナスサムのゲームであり、長期保有には向かない
- 一部の投資家(=くじら)が大部分のBTCを握っており、価格形成がアンフェア
- 株式ほど法整備が整っていない
より詳しい理由は別の記事で解説をしています。
そんな理由から、
どちらかというとビットコインは「投機」に近いよね~
という考えを持っており、投資をするのもかなり渋っていました。
しかし、ある記事をきっかけにぼくは考えを改めることになります。
JPモルガンのストラテジストがビットコインの保有を推奨
ぼくの考えを変えた記事がこちら。
これはJPモルガンのストラテジストが発表したレポートですが、記事を要約すると、
という内容です。
この時期はビットコインの価格が堅調に推移していたのもあり、「ビットコインをポートフォリオの一部に入れるのは妥当」と主張する機関投資家が増えていた時期でした。
これを機に、自分なりにブロックチェーンなどの技術を調べてみて、
- ブロックチェーンが世の中を変えうる技術であること
- ビットコインは改ざんの難しいセキュアな資産であること
- 途上国にとって、BTCは自国通貨よりも優れている場合があること
- 以上の理由から、BTCを「持たざるリスク」が大きくなってきたこと
と解釈し、長期ではBTCの価格が上がっていくというシナリオを描きました。
そのうえで、ポートフォリオの一部をビットコインで保有することを決めました。
さらに、これより約1か月後には(少し調子に乗って)20万円を買い増し、今に至るというわけです。
この追加投資はいらなかったかもなぁ…(小声)
現時点での損失額は約7万円(=-35%)
ここで、暴落の影響を受けたぼくのポートフォリオのリアルな損失額も公開しておきます。
を受けました。
株式にはないボラティリティの高さなので、正直持っていてハラハラします。
これ以上投資をしていたら夜も眠れなかったかも…
今更ですが、投資金額を1か月分の給料程度に抑えていて本当に良かったなと思います。
ここからしばらく下げが続く可能性は十分あるとは思いますが、前述の通りぼくはBTCは長期では上がると見込んでいます。
ですので、目先の暴落に左右されずに、
長期での上昇を信じてホールドし続ける
という戦略を徹底していきたいと思います。
ビットコイン長期保有のために気を付ける3つのポイント
それでは、次に「ビットコインを長期保有するために実際にぼくが気を付けている3つのポイント」を見ていきましょう。
3つのポイントはこちらです。
- 「ビットコインを持つ理由」を明確にする
- 自分がコントロールできる範囲に抑える
- 過度な期待はしない
順に解説していきますね。
「ビットコインを持つ理由」を明確にする
まず一つ目は「ビットコインを持つ理由」を明確にするです。
あのインフルエンサーがおすすめしてたから…
とか、
イーロンマスクが上がるって言ってたから…!
とか、
こんな風に、人の意見に左右されていては長期保有は厳しいと思います。
ビットコインを長期保有するには、ビットコインでなくてはならない確固たる理由が必要です。
ぼくが最近読んだ記事で一番しっくりきたのが、Twitterでもフォローさせていただいているセミリタイア九条(@kuzyofire)さんの記事です。
九条さん曰く、ビットコインは「デジタルゴールド」としてのポテンシャルを秘めているとのことです。
以下に要点をまとめます。
- ゴールドと同様、希少性、永続性があって、偽造できないという特徴を持つ
- その一方で、何十億円分でも100円分と同じように扱える、地球の裏側でも数十分で送金できる、といったゴールドにはない取り扱いの容易さがある
- 国が米国債や金の代わりに外貨準備に使うようになれば、ビットコインの価値は今よりさらに認められる
このように、ビットコインには単なる「価値貯蔵手段」を超えたポテンシャルがあります。
ぼくはこの「ポテンシャル」に対して投資をしています。もっと言えば、株式などの伝統的資産のみでは実現できない未来に対して、です。
なので、「イーロン・マスクが保有しているかどうか」や、「ビットコインが環境にいいかどうか」は自分にとって大したイシューではありません。
今はさまざまな情報・要因により下げていますが、長期で見れば焦るような段階ではないと思います。
ビットコインの「デジタルゴールド」としての有用性が認められ、市場の中で機能する可能性が少しでもある限り、ぼくはビットコインを売却しません。
自分がコントロールできる範囲に抑える
二つ目は、「自分がコントロールできる範囲に抑える」ということです。
言わずもがなですが、ビットコインをはじめとした仮想通貨のボラティリティは非常に高いです。
1日で-30%を記録するレベルだからね…
ですので、ポートフォリオの10%以上を仮想通貨に投資するのはおすすめしません。
実際に、ぼく自身はビットコインをポートフォリオの3%程度に抑えています。
ビットコインに大金を投じようとしている人は、立ち止まって一刻考えてみてください。
自分の資産の大半が一日で溶けていく光景を前に、冷静な判断ができるでしょうか?
一部の特殊な人には可能でしょうが、凡人並のハートしか持たないぼくには到底できそうにありません。
ぼくは株式投資においても、とにかくリスク許容度内で投資をして
市場から撤退しないこと
を至上命題にしています。
投資対象がビットコインに変わってもこれは同じです。
ハイボラティリティという荒馬に一度乗ったら、手綱は絶対に手放しません。リスクをコントロールし、売買の判断を下すのは他でもない自分自身です。
過度な入れ込み・リスクテイクは厳禁です。
過度な期待はしない
最後に、ビットコインに「過度な期待はしない」ことも長期保有には必須の考え方だと思います。
Twitter上でよく、
1BTCが1,000万円になったら…
などと皮算用をしているツイートを見ますが、これ自体にはあまり意味がないと思います。
将来的にその額が実現できなかった際に、焦ったり、落胆したりするだけだからです。
これはぼく自身のFIREに対する考え方と一緒です。
ぼくは、自分がFIREが実現できなかった時に、焦ったり、ライフプランを見直したりしたくないので、初めからFIREを目指していません。
ただ淡々と投資を続けて、結果運よくFIREできたら儲けものだな、程度に考えています。
株式投資は余剰資金でするものですが、BTC投資はさらに踏み込んで、「最悪なくなってもいいお金でするもの」だと思います。
そのくらいに過度な期待はせず、ただ淡々と放置していきたいと思います。
まとめ:目先の上げ下げに左右されない!
ここまでの内容をまとめていくよ!
- ビットコイン暴落により受けた損失は-7万円程度
- ビットコインは長期で上がるというシナリオを信じてホールド
- ビットコインを長期保有するために守るべき3つのポイント
- 「ビットコインを持つ理由」を明確にする
- 自分がコントロールできる範囲内の額に抑える
- 過度な期待はしない
ビットコインは非常にボラティリティが高く、まだまだ不安定な投資対象です。
しかし、その不安定さ(=リスク)を受け入れるからこそ、大きなリターンを獲得できる可能性も秘められています。
ビットコインの本質的価値を信じるのであれば、目先の値動きに左右されず、長期目線でホールドしていきたいですね!
以下は関連記事だよ!
それでは、らくーんでした。また!