米国株か、全世界株…
いくら考えても悩む!決められない(泣)
こんにちは!らくーん(@raccoon__FIRE)です。
20代のインデックス投資家です。
これから投資を始めたいけど、米国株と全世界株、結局どっちがいいねん!
この記事では、投資初心者の方のこんな悩みについて解決していきます。
この記事を読むと分かること
- 米国・全世界論争に対するらくーんの考え
- 米国・全世界よりも時間をかけるべきこと
それでは、さっそく見ていきましょう!
これから始めるなら、米国と全世界、どっちがいいの?
米国と全世界、どっちがいいんだい?
早く教えてくれー!
しょうがないなぁ…
そんなせっかちなかばくんには特別に教えてあげよう。
答えは「誰にもわからない」だよ!
米国株・全世界株論争は、投資家界隈のいたるところで議論がなされています。
しかしながら、いまだにどちらが正しいかの決着はついておらず、これから投資を始める方も大いに悩んでいると思います。
ここに、ぼくなりの答えをお示ししましょう。
そんなこと、誰もわかんねぇよ。
です。
…
……
………
はい、解散!!
そう思った方、もう少しだけ足を止めて話を聞いてください。
ぼくが、投資初心者は「米国・全世界の選択に時間をかけるべきではない」と思った理由をもう少し詳しくお話ししていきます。
米国・全世界で迷いすぎてはいけない理由
そもそも全世界株の6割は米国株
1つ目の理由は、「そもそも全世界株の6割は米国株」ということです。
下のグラフをご覧ください。
これは2021年3月時点での、VTの地域ごとの構成割合を示しています。
VTは実際にぼくも資産のコアとして投資をしているETFで、低コストで約8,000もの銘柄に分散投資できるのが魅力です。
円グラフを見ると、「North America」つまり「北米」がVTのおおよそ6割を占めていることが分かります。
「全世界」って言いつつ、中身はほぼアメリカじゃん!
VTの6割が北米(≒アメリカ)が占めるということは、当然VT自体の値動きも米国株式とある程度連動します。
下のグラフは、VTとVTI(米国株式)の5年間のリターンを比較したものです。
ここ数年はVTIの好調さが見て取れますが、上げ下げのタイミングはほとんどVTと変わらないことが分かります。
つまり、米国がコケれば全世界株もそれに追従してコケる可能性が高いし、
そこまで大きなパフォーマンスの差は生まれないんじゃないの?
ってのがぼくの言いたいことです。
あくまで今の株式市場をけん引しているのは米国ですし、どのみち米国抜きでは世界経済は語れないのですね。
- 全世界株も6割は米国株が占める
- 全世界株のパフォーマンスは米国株に引っ張られる
悩むより、早く投資に参加すべき
2つ目の理由は、「悩むより、早く投資に参加すべき」ということです。
これ、ぼくみたいな完璧主義者ほど陥りがちな罠だと思うのですが、
どうせ投資するんだったら、現状の最適解に投資がしたい…!
と思っちゃうパターンです。
これ自体は全く悪いことはないですし、むしろリスクテイクに慎重なので、優れた投資家なのだと思います。
しかし、未来が読めない以上、
いくら考えたって答えは出やしません。
あなたは今、「フェルマーの最終定理」ばりの難問を前に、ただただ何もせずウンウンうなっている状態です。
いくら頭の中で考えても結論はでないのですから、それより先に鉛筆を握り、手を動かしましょう。
特にインデックス投資の場合、長期で投資をすることで、
- リスクを最小化できる
- 複利の効果を最大化できる
- リスク耐性が身につく
といいことづくめです。
米国か…全世界か…
と二の足を踏むよりも、自分に合った最適なリスク配分で、資産を株式に投入するほうがよっぽど合理的です。
某日本一有名なライオンさんの言葉を借りれば、
「今日が一番若い日」です!
悩むのはそこそこにして、少額でもまずは一歩踏み出してみましょう。
- 米国・全世界論争に答えはない
- 時間を味方につけるためにも、すぐに行動しよう
米国・全世界を決めるよりも100倍大事なこと
らくーんよ、米国・全世界が重要でないことはわかった。
じゃあ投資において大事なことってなんなんだい?
「米国・全世界を決めることはそんなに大事じゃないよ」という意見を今まで述べてきました。
ぼくが思うに、投資初心者がおろそかにしがちで、もっと×100重要視してほしいものが1つだけあります。
それは、アセットアロケーションです。
アセットアロケーションとは?
運用する資金を国内外の株や債券などにどのような割合で投資するのかを決めることを言う。
資産は、大きく分けて「現預金」「国内株式」「国内債券」「外国株式」「外国債券」「不動産」「商品・金」など、同じような特性を持つ商品のグループを指します。
バンガードをはじめ、多くの著名投資機関や投資家が主張するのが、
最初のステップとして、まずは適切なアセットアロケーションを決めよ!
ということです。
特にこれから長期投資をする人にとっては、「市場からいかに撤退しないか」という戦略作りが必要になってきます。
リスクを取りすぎず、しかし機会損失を避けるためにある程度の金額は投資しなければなりません。
この「リスク許容度」と呼ばれるものは人それぞれ違います。
例えば、
資産が50%減でも痛くも痒くもないぜ!!
というAさんがいれば、
資産20%減なんて絶対ありえん!!無理!
というBさんもいます。
ひとそれぞれの「リスク許容度」については、どんなに優れたインフルエンサーも、ファイナンシャルプランナーも教えてはくれません。
答えを知っているのはあなた自身なんです。
だからこそ、少額のうちから投資をはじめ、自分のリスク許容度を探ることが大事なんですね。
そしてひいては、それをもとに適切なアセットアロケーションが組めればいうことなしです。
アセットアロケーションを見える化しよう
アセットアロケーションとやらは、どうやって見える化したらいいんだい?
こんな質問が出てきそうなのでお答えします。
ぼくは「マネーフォワード」というアプリの有料版(プレミアム)を使ってアセットアロケーションを管理しています。
このサービスを使えば、煩わしい手続きや、家計簿をつける必要は一切不要でアロケーションを管理できます。
上2つのツイートにあるどちらのグラフも、マネーフォワードプレミアムで利用可能です。
しかも、今ならお試しで30日間無料でプレミアムサービスが使えるみたいです。
しっかり解約さえすれば完全無料なので、まずは試しにやってみる価値はあるかと思います!
\ マネーフォワードプレミアムを… /
まとめ:投資初心者はまずアセットアロケーションを
ここまでの内容をまとめていくよ!
- 「米国・全世界論争」にはこだわりすぎないこと!
- そもそも全世界株の6割は米国株
- 悩むより、早く投資に参加すべき
- 初心者はまずアセットアロケーションを重視せよ!
- アセットアロケーションの管理には「マネーフォワードプレミアム」がおすすめ!
適切なリスク管理をして、長期でコツコツ資産形成をしていきましょう!
それでは、らくーんでした。また!