夫婦共働きで資産形成を加速させたい!
だけどパートナー選びはミスしたくないぞ…
今回はこんな人に向けた記事です。
FIRE達成は協力プレイで攻略せよ
- 上がらない給料
- 上がり続ける物価
- 止まることない増税
- もらえるか分からない年金…
ぼくたち20代を取り巻く環境ははっきり言ってかなり厳しいです。
普通に稼いで、普通に消費してたんじゃ正直FIREなんて夢のまた夢。
しかし、そんなFIREをグッと近づける裏技があります。
それが
夫婦で正社員として共働きする
ことです。
「専業主婦は2億円損する」は一般教養
ぼくが最初に夫婦共働きの強さを知ったのは、ある本がきっかけでした。
それが橘玲さんの「人生は攻略できる」です。
この本は著者の橘玲さんが、20代が人生を幸せに生きるためには?というテーマであらゆる角度から人生攻略の裏技を書きまくった本です。
この中では
夫婦共働きこそが最強の攻略法だ
と堂々と主張されていました。
収入を増やすには3つの方法がある。
①人的資本を大きくする
②人的資本を長く運用する
③世帯内の人的資本の数を増やす
人的資本を大きくするというのは「もっと稼げる自分になる」とことで、これは一般に「自己啓発」と呼ばれる。これはものすごく達成感があるのでとても人気があり、書店に行くと自己啓発関係の本がたくさん並んでいる。
それに比べて②と③はほとんど指摘されないけど、①と同じくらいか、あるいはそれ以上の効果がある。いちばんのちがいは、自己啓発はうまくいくこともいかないこともあるけど、こちらは確実に収入が増えて失敗がないことだ。
橘玲「人生は攻略できる」
「女は結婚したら家に入るのが当然」と思っている男の子が、今でもけっこういるらしい。もし君がそう考えているのなら、自分の将来を真剣に心配すべきだ。
君の親友が、「僕も子育てに協力するからいっしょに頑張ろうよ」と約束して結婚したとしよう。そうすると60歳のときには、1人で家計を支えてきた君は、共働きの親友に世帯収入で2億円もの差をつけられている。はっきりいってしまえば、親友はリッチで君はプアだ。
橘玲「人生は攻略できる」
かなり刺激的な書き方ですが、共働きをしないとここまで差が出てしまうのが今のリアルです。
一人で頑張るよりも二人で。
同じ目標なら、二人で協力した方が早いに決まってます。
現代においては「専業主婦は2億円損をする」というのは教養としてわきまえておきたいです。
いっしょにお金を貯めていけるパートナーとは?
共働きがいいのはわかったけど、誰とでも結婚すればいい訳じゃないでしょ…?
一生に一回の決断だし、失敗はしたくないよなぁ。
どんな相手だと資産形成がうまくいくんでしょ?
ハイ。ここまで読んでくれた独身の読者はこう思ったはずです。
もちろんここもしっかり解説していきます。
え?「お前に解説できるのか」ですって?
いい旦那かどうかは別として、一応、ぼくは去年に入籍して入社5年目で夫婦の資産2,000万円までは貯めれました。
結婚して1年もたってないので偉そうなことは言えませんが、少しぐらいは役に立つことも言えるかと思います。
なお、
結婚相手をお金で測るなよ!
とか
お金のことばっかり考えたら幸せになれないよ…
というご批判もあるかとは思いますが、今回はあくまで「愛情や本人同士の相性」というあいまいなものをいったんわきに置いて考えます。
そっちの要素の方が結婚に大事なのはぼくも大賛成ですし重々理解してます。
ただ、今回は相性については考えません。
あくまで「どんな人なら資産形成を協力して進めやすいか」という観点で見ていきます。
その①:他と比べない・見栄を張らない
まず一つ目が「他と比べない・見栄を張らない」です。
これ、基本的ですがじつはめちゃくちゃ大事だと思ってます。
世の中の大半のサービス・広告はぼくたちの劣等感や競争心を刺激するようにつくられてます。
たとえば家とかはそうですよね。
営業の人は、
普通の30代だったら戸建てに住んでますよ~。
ちょっと30代でアパート住まいは普通じゃないかもですね~
子どもも広い家じゃないとかわいそうです。
もっと広い家住みたくないですか?
などと言って、他の人との比較をしてきます。
ここで大事なのが、それを鵜呑みにしないで一回冷静に考えられるかどうか。
- 「普通の30代」ってどのくらいの人たちだろ?
- その人の収入とか家族構成って?
- ローンはどのくらい組んでるんだろ?
- 家のために他を犠牲にしてないかな?
- そもそもぼくたちは今の家で満足してるよな?
とか、ここでぐっと立ち止まって考えれるかが大事だと思います。
女性って、けっこう見栄を張りたがる人が多いと思っています(偏見だったらスイマセン)。
インスタなんかも女性はよく見てますよね。おしゃれなモデルの着ているものをインスタでチェックし、翌日にはすぐに買って身に着けている友人もたくさんいます。
もしあなたのパートナーになる人が、
- 流行に敏感
- 人に影響されやすい
- 衝動的に買い物する
という特徴があれば要注意です。
「本人が豊かに生きる」という視点は別にして、これは資産形成にはかなりマイナスに働く可能性があります。
ちなみにぼくの妻の私服の1軍はしまむらです。中3日でフル回転してます。
しまむらさん、いつもありがとう。
妻曰く「しまむらでも男は正直わかんないよ」だそうです。
世の男性、かなり見くびられてます。
ということで「他と比べない・見栄を張らない」はめちゃくちゃ大事な要素と思います。
その②:費用対効果で考えられる
二つ目は「費用対効果で考えられるかどうか」です。
得られる満足度とか結果が同じなのに、余計なお金を払うのが一番腹立つの。100円で買えるものに150円は払いたくない。
ぼくの妻の口癖です。
これってある意味真理だと思います。
得られるサービスとしては同じなのに、必要以上にお金を払っている
こんな状態って、よく考えるとけっこうありませんか?
例えばスマホなんてのがそうです。
月に20ギガも使わないのに、キャリアの無制限プランを使っていたり。
これってかなり無駄ですよね。
格安スマホに変えたってほとんど同じ質のサービスが受けれるのに、実際は月に3,000円も多く支払ってるわけです。
こういう感覚が習慣的に身についている人は強い。
ぼくの妻は近所のスーパーではほとんどそのスーパーのプライベートブランドしか買いません。
理由はプライベートブランドには広告費がのってなくて安いことがほとんどだからだそう。
さらに裏の表示に書いてある製造元を見ると、実はその製品は普通に聞いたことあるメーカーが作ってたりします。
この間ぼくが買ったプライベートブランドのポテチは普通に湖池屋が作ってました。
日々の消費行動でそういう選択ができるかどうかは蓄財に重要だと思います。
その③:話し合いで物事を解決する力がある
三つ目が「話し合いで物事を解決する力がある」です。
最後に書きましたけど実はこれが一番大事だと思います。
なぜか?
これができないと、夫婦生活の継続が困難になるから
です。
ぼくたちはまだ夫婦生活半年しかたってませんが、それでもけっこう意見がぶつかることが多いです。
- 車は買うのか
- 結婚式にお金はかけるか
- そもそもコロナ禍で結婚式はやるのか
- 将来子どもは何人ほしいか
- 将来親の介護はどうするか(どちらも実家が遠方)
こんなものは氷山の一角で、きっとこれから数えきれないほどの問題に直面すると思います。
ここで大事になるのは、
感情に身を任せず、膝をつき合って話し合えるか
だと思います。
例えばコロナ禍での結婚式や親の介護なんて、正解のある問題じゃありません。
しかもどちらも譲れない部分はある。
そうなったときに大事なのは「お互いの妥協点を見出すこと」だと思います。
何は許容できて何が許容できないのか。
ここさえはっきりさせることができれば、互いに衝突したときもダメージを最小限に抑えられます。
いくら夫婦といえど、元は違う人間です。
衝突しないことなどありえません。
いざ衝突したときに、「いかに問題を二人で乗り越えていけるか」「二人にとってのベストを見つけるか」この課題解決能力がもっとも重要だと思います。
コロナ禍でFIREを共に目指すパートナーを見つける方法
パートナーに重要な要素はわかったけど、そんな人どこで出会えるんだ…
そういう人と簡単に出会えるなら苦労しないっての…
ここまで読んできた人は「そんなパートナーとどこで出会えるんだよ…」と思ったかもしれません。
結論から言うと、コロナ禍という状況も踏まえるとマッチングアプリがもっとも手軽で可能性も高いと思います。
どれかひとつおすすめするなら、独身時代、実際にぼくも使っていたPairsがおすすめです。
- 20~30代の登録者が多い
- 真剣に結婚相手を探している人が多い
- 真剣な会員が多くプロフィールの情報が豊富
- 実名は表示されない・Facebookの友達とは出会わないから安心
お金にもしっかりした手堅い相手を探すなら、かなり便利なアプリだと思います。
リアルでの出会いが少ない・違うコミュニティの異性と知り合いたいという人は、ぜひ一度試してみてはどうでしょうか。
まとめ:FIREへの道のりは心強いパートナーと攻略せよ!
ここまでの内容をまとめます。
- 夫婦共働きが人生最強の攻略法
- いっしょにお金を貯めていけるパートナーの特徴3つ
- 他と比べない・見栄を張らない
- 費用対効果で考えられる
- 話し合いで物事を解決する力がある
- コロナ禍の出会いづくりはマッチングアプリも活用すべし
とにかく自由が欲しい人には「独身FIRE」が流行っていますが、夫婦共働きでFIREを目指すのも悪いもんじゃないです。
特に、日々の生活や資産形成の過程を共有できるのがとても楽しいですね。
これからもらくーん家の共働き資産形成のリアルを発信していきます。
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